平田花園

親子三代、愛情込めて育てた13万本のカーネーションが、今年も各地でお母さんへ贈られます。


母の日には、なくてはならない“赤いカーネーション”

母の日には、なくてはならない“赤いカーネーション”ですが、佐賀県内で最大級、全国でも有数のカーネション栽培農家が唐津市和多田(わただ)にあります。

母の日を前に出荷の最盛期をむかえる平田花園の三代目、平田憲市郎さんにお話を伺いました。

平田花園では、母の日に向けて、8名のスタッフで25種約13万本のカーネーションを出荷します。消費地は県内・沖縄・札幌で、その内約6割が札幌とのことです。ゴールデンウィーク期間中が一番の繁忙期になる平田花園では、この時期を“ゴールデンワーク”と称して明るく仕事をこなしています。

当然、憲市郎さんは子供の頃から5月の連休には、どこへも家族で遊びに行く事はありませんでした。高校まで野球に明け暮れ、家業にはあまり興味のなかった憲市郎さんが、自分の仕事としてカーネーション栽培を意識したのは約10年前。大学の農学部に通っていた頃、母の日を前に出荷の手伝いに帰って来た時だそうです。

「こんなに大変な仕事だとは思いませんでした。でも、逆にやりがいを実感しました」と語る憲市郎さんは、大学卒業後、最大の出荷先、札幌の花市場に1年間修行に行きました。ここで学んだ「プロが欲しがる花は?消費者の志向は?」といった九州とは違う消費地のニーズを、現在のカーネーション作りに活かしているそうです。

各地でお母さんへ贈られるカーネーション以外に毎年、福岡三越の母の日セール期間中(今年は4月30日から)、全館にディスプレイされるカーネーションも全て平田さんが育てたものが使われています。

※平田花園では、個人の方からでもご要望があれば全国発送も承るとのこと。


ハウス1棟に約1万本のカーネションが育つ。


平田花園の三代目、平田憲市郎さん。

お問い合わせ

平田花園
電話番号:090-9581-3492

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